オンバランス化    

オフバランス取引は、企業の資産の取引内容などを示した貸借対照表への記載を行わない取引の事を言い、貸借対照表をさすバランスシートから切り離された取り引きという意味になり、簿外取引とも呼ばれています。

このオフバランス取引を行うことにより、企業は資産を効率よく運用することができたり、またバランスシートを健全に保つことができるなどの利点があることによって、企業が取り入れる取引になります。

こうしたオフバランスを目的とした取引には、たくさんのものがありましたが、現在ではこうしたものもバランスシートに計上することが求められるようにするオンバランス化がされるようになました。

このことによりその企業と取引を行うそのほかの企業がその状況を確認したり、銀行などが貸し付けを行う場合においての審査の基準としたり、株式市場に上場する企業であれば投資家などが、その企業価値の判断に利用するなどを行うため、情報を公開して正しく精査する現在の流れにも相まって、こうしたオフバランスでの取引は現在は貸借対照表への記載が行われるようになったのです。

こうした状況で、オンバランス化をされた取引に、金融商品を利用した先物取引というものがあります。

先物取引とは、さまざまなモノの市場取引などにおいて、現在の時点で将来の売買取引の約束を行う取引方法の事になり、投資を行う時点においては、売買取引を行う時期と価格とその数量についての約束だけを行って取引を行い、実際の売買はその時期が来た時点において、売買取引を行います。

あらかじめ取引にかかる費用と数量が決められているために、実際に取引を行っている際の現在の為替相場のレート変動がどのようになっていても、自らの計画通りの売買取引が行えるという利点があります。

先物取引の利点は、あらかじめ決められている価格での取引が行えるために、予定の範囲内での売買が行えることになり、将来的に市場相場が上昇し、その物の価値が高騰した際などには、相場価格に対して安く物を購入することができるという利点があります。
またこの特性によって、市場相場が大きく下落してそのものの価値が大きく下がってしまった場合には、安く手に入れる事ができることに対して、余計は支払いをすることになってしまうという事がデメリットになります。

もちろん、この先物取引には物を売るという注文についても行えるために、この場合には市場が下がってしまうことに対して、高い価格で売り注文を行うことができるためにメリットがあり、逆に相場が高くなってしまえば、高い価値で売るという事が行えないデメリットを持つ事になるのです。